篭る

メールの着信音で目が覚める。
目覚めは…
あまり良くない。
いろんな事を考えちゃう…
そして、いろんなことがどうでも良く感じられてくる。
…そろそろやばい状態に突入しちゃってるのかな?


自分がダメだなぁ…という自覚があるうちはまだ良いが…
それが無くなった時には、どうしたら良いんだろう。
そんな危機感は感じてる。


以前、友達からもらったメールに
「だいじょうぶ、お金なんか無くったって、たぶん、幸せな人達だっているよ(笑)」
なんて事が書かれていたんだけど…
ホントにそうだ。
自分の過去を思い返せば、金は無かったが、心の中は満ち足りていた。
っていうか溢れてたな(笑)
今となっては、輝かしい栄光でもあり、汚点でもあり、災いの元凶でもある気がするけど…


今の世の中、普通に働いて収入を得てさえいれば、99%手に入らないものは無いと思う。
でも、残りの1%
いくら望んでも手に入らないもの、そういうものがあると思う。
っていうか、ある事を知っている。
会社でそれなりのポストについて、人からの信頼もあり、仕事も出来る。
家を持ち、幸せな家庭も築いて、夫婦間もうまくいってるし、子供とも仲が良い。
ご近所からの評判も良くて、人生何もかもうまくいってる。
「でも」
「何かが足りない気がする」
その足りない「何か」
そういうものが世の中にはあったりする。
そして、その「足りない何か」どんなにがんばっても手に入れられない「残りの1%」っていうものは、手に入る99%を全て投げ打ってでも手に入れたいほどのものでもある。
「夢」とか「希望」とか「生きる意味」とか、そんな陳腐な言葉で片付けるのは簡単だし、また片付けられるんだけど、身をもって経験しないと、それが何なのかわからない。
そして、人間としてシステムの中で生きていくのなら知らないほうが良い。


なんだか訳のわかんない事を書いている気がする。
まぁ、簡単に言えば「麻薬」のようなものですよ。
それも「自らの命を削って作り上げる」健全な「麻薬」(笑)
味を知ってしまうと「抜け出せない」し、続けていないと「禁断症状に襲われる」
止めたとしても「後遺症が残る」
そんなところは「麻薬」にそっくりですね。


まぁ、ここまで書けば、判る人はわかるでしょう…
不安を肯定しながら生きるのは辛い事でしょうが、逃げないでその世界に居続けてくれ!
脱落者である自分には発言権は無いのは判ってるけど、逃げたり、脱落しても、辛いのは変わらない。
むしろ得るものが無い分、救いようが無い。
それだけは伝えたい。


あー
なんかだめぽ…
変な事ばっかり考える。
しばらくは、考える事を止めよう。